松平昌親の守り本尊を脇仏とする天満宮
どんな伝承か
天満宮は西番町の氏神で、吉江一帯から北野・江尻のあたりまでが氏子だった。新しく作られた御神体の脇には仏像が二体あり、どちらも松平昌親の守り本尊であったという。右の一体は泰澄大師の作と伝える千手観音、左は恵心僧都の作と伝える不動明王である。社には千年祭の高札があり、裏には区長や大工の名が書かれている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説(鯖江市(編)・鯖江市史)
『鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説』は、福井県鯖江市の市史のうち、史料編第一巻の民俗編にあたる巻である。市内の各町に伝わる伝説を、町名を添えて収め、泰澄・親鸞・弁慶にまつわる木や岩、山姥やてんぐ、たたりのある一本杉、地名の由来を記す古文書の写しなどを載せる。自然物・岩石・動物・家屋敷・城跡・道・橋・寺院・塚墓・人物・事件の項に分け、後半には昔話・笑い話・果なし話と田植え唄などの民謡を置く。