初代市川団十郎は川島の生まれ
どんな伝承か
初代市川団十郎は川島の出身で、幼いころから芸事を好み、長じて江戸へ出て市川団十郎を名乗ったと言い伝えられている。市川の姓は父の市太夫の市と川島の川を合わせたもので、団十郎の名は、江戸で非人頭団左ヱ門の配下から十人の仲間ができたことに由来するという。また団十郎家の紋である四つ川は、川島の川の字を崩したものだと伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説(鯖江市(編)・鯖江市史)
『鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説』は、福井県鯖江市の市史のうち、史料編第一巻の民俗編にあたる巻である。市内の各町に伝わる伝説を、町名を添えて収め、泰澄・親鸞・弁慶にまつわる木や岩、山姥やてんぐ、たたりのある一本杉、地名の由来を記す古文書の写しなどを載せる。自然物・岩石・動物・家屋敷・城跡・道・橋・寺院・塚墓・人物・事件の項に分け、後半には昔話・笑い話・果なし話と田植え唄などの民謡を置く。