亀塚(一夜で盛り上がる)
どんな伝承か
まだ海だった頃、夜中に小便に起きたアバが大戸を開けると眼前に巨大な亀が躍っており、翌朝そこが小山になっていた。昔は頭・手足・尾があり切ると赤い血が出たという亀塚起源譚。
原典より
小田中の親王塚の側に、亀塚(がめづか)というとる古墳がある。—— 鹿島町史 通史・民俗編――伝説(鹿島町(編)・鹿島町史) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
鹿島町史 通史・民俗編――伝説(鹿島町(編)・鹿島町史)
『鹿島町史 通史・民俗編――伝説』は、鹿島町の町史通史・民俗編のうち、昔話と伝説の節と、続く「俗信と俚諺」の冒頭を収めたものである。石動山麓と邑知地溝帯の集落で聞いた話を、芋掘り権兵衛や屁売りじいさなどの昔話、亀塚や椀貸穴などの自然伝説、初瀬の観音様や井田の不動滝の信仰伝説、久江の道閑や村境を決めた話の歴史伝説に分け、在所名を添えて載せる。伝承の状況や語り始めと結びを述べた解説を前に置く。