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化生寺に飛んだ殺生石の破片

所在地岡山県真庭市勝山(化生寺)
年代伝承(口承)
登場玄翁、殺生石を砕いた化生寺の和尚
出典日本伝説大系 第4巻

どんな伝承か

真庭市勝山の化生寺の境内に、那須野原の殺生石の破片だという石がある。至徳二年八月十三日、美作高田の化生寺の玄翁和尚が下野の那須野ヶ原へ殺生石を退治に赴き、経の語を示して柱杖で打つと石は砕け、その破片は安芸・越後・美作の三つの高田へ飛んだという。当時この石の上に来た生き物はたちまち死んだので、今は地中深くに埋めたと伝える。竜の精が化したものだとして竜石とも呼ばれ、触れれば必ず祟りがあるといわれる。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第4巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房))

『日本伝説大系 第4巻』は、日本の伝説を話型ごとに集成した叢書『日本伝説大系』の一冊である。茨城・栃木・群馬の三県に伝わる伝説を、男体・赤城の神争いや榛名湖の入水譚、平将門・源義家・親鸞・弘法大師などの事跡、河童・竜宮・長者・石・姥捨・九十九谷などの話型ごとに収める。各項は代表となる伝承地の話を掲げ、〔類話〕に各地の聞き書きを伝承者名や出典とともに並べ、〔文献〕に縁起・地誌などの古記録を抄出し、柳田・高木による話型名を添える。

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