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潮がふくと言われた天神川の泉

所在地岡山県真庭市菅野(天神川)
出典北房町史 民俗編

どんな伝承か

岡山県北房町(現在の真庭市)の菅野では、菅野の天神様の東の谷に、部落の生活用水源となる深い泉があった。これを天神川という。水汲みに来たときや洗いものをしているときに、水がふえてくることがある。土地の人はこれを海水の満ち引きとかかわりがあるものとして、「潮がふく」と言い伝えた。現在は遠い所に水源を求めて水道化されたため、この泉へ水汲みに行く人はなくなったが、水は昔と変わらずふき出しているという。

原典より

このことを土地の人は海水の満ち引きとかかわりあいがあるとして、潮がふくといい伝えた。—— 北房町史 民俗編 より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

北房町史 民俗編

『北房町史 民俗編』は、北房町の町史民俗編のうち、第十二章「伝説と昔話」の第一節「伝説」を収めたものである。上水田・菅野・中津井・宮地など町内の在所に伝わる、郡様の腰掛岩、菅野の七人みさき、八天狗の火消し、駒繋ぎの絵馬、長力牛之介の伝説、犬塚、断頭様、姥捨山、盗人が迫などの話を載せる。岩・泉・塔・社・地名ごとに見出しを立て、その場所と由来の言い伝えを短く記す。

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