渡辺家に伝わる尉と鬼女の面
どんな伝承か
小矢部市南谷の渡辺家は、渡辺綱の末孫だと伝えており、家宝として「尉の面」と「鬼女の面」の二面を伝えている。先祖からの言い伝えでは、綱は源頼光の側近として四天王の一人に数えられ、名高い大江山の酒呑童子退治に加わった。その折に大和の法隆寺が祝宴を催し、舞に用いられたのがこの仮面なのだという。二面はきわめて貴重なものとして大切に守られ、現在は小矢部市の文化財に指定されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第6巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第6巻』所収の「文化叙事伝説」全44話(福井・富山・石川=北陸)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。