親王の兜を持ち出した高橋家の伯父
どんな伝承か
『丹波志』の記事。長田村の高橋刑部太輔高景の子孫は、先祖が麻呂子親王の臣であったと伝え、公手・公庄・高橋・小田の諸氏と同列だという。高景から安永惣右衛門まで十五代を数えた。伯父の一学は民家に住むのを恥として、高橋家に伝来する麻呂子親王の兜や系図などを取り集めて出奔し、ついに行方が知れなくなったと記されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第8巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第8巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全133話(滋賀・京都・兵庫=近畿)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。