手拭いで選ばれた満濃池の人柱
どんな伝承か
城辺町西柳に伝わる話。讃岐の満濃池は雨風のたびに決壊した。そこで池に船を出し、手拭いを下げて引っぱられた者を人柱にすることにした。村人が船に乗ると、裕福な家の娘の手拭いが引かれた。娘は竹の筒を立てて埋められ、生きている間は鈴を振ると、そこから握り飯を入れてもらい、二十日間生きていたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第12巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第12巻』所収の「文化叙事伝説」全139話(香川・徳島・愛媛・高知=四国)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。