大村家の祖が船を繋いだ寺島
どんな伝承か
東彼杵郡に属する寺島は、玖島城の南方の海に突き出た小島である。九百年あまり前、大村家の祖である直澄公が肥前国三郡を賜り、伊予の大洲を発って海路つつがなくこの島に着いたと伝えられる。そのとき船を繋いだ石が夫婦石と呼ばれ、海中に二つ並んでいたが、長い年月のあいだに波に削られて没してしまったのだろうという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第13巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第13巻』所収の「文化叙事伝説」全35話(福岡・大分・佐賀・長崎=北九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。