年に一度だけ湧く勝島の泉
どんな伝承か
宗像郡玄海町の勝島に、神功皇后の手洗いの水と伝える泉がある。皇后が三韓親征から凱旋したおり、この地で御手を洗ったと語られてきた。ただしこの水は年じゅう湧いているわけではなく、一年に一度、四月三日の潮が引く時にだけ湧き出るのだという。『筑前の伝説』が書きとめる一条である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第13巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第13巻』所収の「文化叙事伝説」全35話(福岡・大分・佐賀・長崎=北九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。