月と太陽
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どんな伝承か
昔、太陽と月は仲良く並んで寝ていた。ある夜、二人は今夜どちらかの腹の上にシャカナローの花が咲いたら、その者が昼の太陽になろうと約束を交わした。ところがシャカナローの花は月の腹に咲いた。それを見た太陽は自分が昼の座につきたいばかりに、こっそり自分の腹へ花を植え替えてしまった。こうして太陽は昼に、月は夜に出ることになったという。そのためあらぬ事をした太陽はまともに見られないが、月はいつまでもまともに見つめることができるのだと伝えられている。
原典より
昼の太陽は、本当は夜の月であるべきで、夜の月は昼の太陽であるべきだった。—— 日本伝説大系 第15巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第15巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第15巻』所収の「文化叙事伝説」「自然説明伝説」全185話(奄美・沖縄=南西諸島)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。
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