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甲子の夜に大黒天を祀った碑

所在地山梨県韮崎市穴山町伊藤窪(黒駒神社)
年代文化元年甲子
登場—
出典韮崎市の民話伝説

どんな伝承か

伊藤窪の黒駒神社の北西の隅に、甲子神座と刻まれた碑がある。昔から甲子の日には村人が集まって夜通し大黒天を祀り、そうすればこの世の災いを避けられると信じられていた。こうして災難を免れた人々が、文化と改元された甲子の年の十二月九日に、大黒天の神座として石碑を建てたといわれる。その後もたびたび、火を焚いてごちそうを食べ、歌い踊りながら夜を明かす祭りが続いたが、次第に行われなくなり、今では甲子神座が何なのかも忘れられつつある。

原典より

黒駒神社の西北隅に甲子神座と書いた碑がある。—— 韮崎市の民話伝説(韮崎市教育委員会・1967年(昭和42年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

韮崎市の民話伝説(韮崎市教育委員会・1967年(昭和42年))

『韮崎市の民話伝説』は、韮崎市教育委員会が昭和四十二年に発行した民話・伝説集である。韮崎・円野・中田・穴山・藤井・神山・穂坂・清哲・旭・大草・竜岡の十一町で民俗資料調査員が集めた百六十八話を収め、武田信玄・勝頼や鎮西八郎為朝、弘法大師の話、山の神のたたりや化かされた話などに話者名や『裏見寒話』などの出典を添える。巻頭に昔話と伝説の解説を置き、本文を木・石・水・塚・坂峠・山・谷沢・屋敷跡城址・祠堂・その他の十部に分ける。

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