大霧山の正体と垂直の穴
どんな伝承か
大霧山の山頂には深さの知れない垂直の穴があり、付近の老人が子供の頃そこへ小石を投げ込んで遊んだという。この穴はあたりで起きる地震の元だとも言われ、また、ある村人が首に米をつけた鶏をこの穴に入れたところ、遠く離れた皆谷の鍾乳洞から出てきたという伝説も伝わる。山の形が三角錐に似ていることから、もとは大錐山と呼ばれ、それが訛って大霧山になったのではないかと筆者は考えている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
秩父・奥武蔵伝説たわむれ紀行(神山弘・1984年頃(昭和50年代))