荒浜に寄り来る難破船の破片
広告枠(AdSense)
どんな伝承か
津や問屋の制度が整うまでは、時を定めずに入ってくる船なども一種の寄物であった。今でも尻屋あたりの荒浜を歩いてみると、大小さまざまな難破船の破片が、昆布やあらめとともに、いたるところの水際に積み上げられ、次々と村へ運び込まれている。暗夜に火を焚いて海を行く船を迷わせたなどというのは、遠い昔の物語に過ぎないであろうが、とにかく海から寄り来るものはその種類を問わず、もとはすべて浦人の所得であった。のちに少しずつ法令をもって、これを制限したのである。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第1巻』を全451話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
種別から探す
東通村の伝承
広告枠(AdSense)