瓢箪から水を散らす獅子舞の祈祷
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どんな伝承か
寛政六年の正月十三日には、目名という村の獅子舞が来て家々をまわった。熊野の御札と御幣とを中に立て、山伏が演ずる純乎たる祈祷の式であった。獅子頭は瓢箪を口にくわえてその中から水を散らしたり、また柱や障子を噛みまわる真似をしたりして、この屋の四方のます鏡、祈れば神も祝いとどまるなどと、声々に唱えたと菅江真澄は記している。翌十四日の夕方になると、胆沢あたりとよく似たカセギドリがやって来て、春田打つ男の人形を盆に載せて手に持った少年が、唱え言をしながら入って来て、餅などをもらって帰って行った。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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東通村の伝承
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