与那国のゴンボウ(在番役人の落胤)
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どんな伝承か
与那国島では、島人を父とせずに生まれた子をゴンボウと呼んだ。もとは仮の妻という心持ちだったのが、そうして生まれた子の名にもなったらしい。近い昔まで琉球の島々では、在番役人の子を産めば平民が士族になり、士族には経済上の特権があったので、女は期限付きの刀自となることを承知で滞在の役人にかしずくのを厭わなかった。海が荒れたり用事が片付かなかったりの永逗留のうちに子が生まれ、島の現在の有力者は大部分がゴンボウの子孫だと語る者もいたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第1巻』を全451話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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与那国町の伝承
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