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駐在巡査の刀自と残された金子

所在地沖縄県与那国町
年代近代
登場元駐在巡査の刀自であった女性
出典定本柳田国男集 第1巻
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どんな伝承か

与那国島で指折りの物持ちの中に一人の婦人がいた。噂によれば、ずっと以前の駐在巡査の刀自であった女で、別離に臨んで幾人かの子供とともに若干の金子を母の手に遺されたという。その額は莫大ではなかったろうが、島では現金の入用がむやみに多く、しかも人が皆義理堅いために、少しの危険もなくその元金が次第に成長した。目の前にこうした生活の例があるので、旅の人をゆかしがる気風が今もやまないのだ、と島の者は語ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)

柳田国男編『定本柳田国男集 第1巻』を全451話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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落胤

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