蔵王様の足袋
どんな伝承か
山武郡大網町の蔵王権現には、多くの足袋が納められている。蔵王は凍傷の神とされ、願を掛けたうえで、納められた足袋を借りてきて履くと、不思議に全快するという。治ったならば礼として足袋を新調し、利息を言い添えて返すのが習いである。借りた物に利を付けて返すという形で、願掛けと快癒の証しが土地に伝えられてきた。
原典より
山武郡大網町の蔵王権現には、多くの足袋が納まつてゐる。—— 日本伝説叢書 上総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・明治~昭和初期(推定)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説叢書 上総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・明治~昭和初期(推定))
藤沢衛彦編『日本伝説叢書 上総の巻』を全218話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。