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祖師が錫杖を掛けた大沢寺の松

所在地長野県大町市平(大沢寺)
年代文明二年
登場大周公、仁科盛直
出典日本伝説名彙

どんな伝承か

大沢寺の境内にある松。『幽谷余韻大沢寺記』には、文明二年に仁科の大守である弾正少弼平盛直が祖師大周公を招いて大沢寺の開山としたとき、祖師が来寺のはじめにこの松へ錫杖を掛け、座して禅定に入ったことに由来する、と記されているという。

原典より

大澤寺の境内にあり、「今を去ること四百四十三年前、文明二年仁科の大守弾正少弼平盛直純方、祖師大周公を請じて大澤寺の開山となすと、祖師來寺の初め此の松に錫杖を掛けて安座禅定をなすに起因す」と、幽谷餘韻大澤寺記にある。—— 日本伝説名彙(柳田国男(指導)・日本放送協会(編)/関敬吾・石原美子(編纂)・1949年(昭和24年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説名彙(柳田国男(指導)・日本放送協会(編)/関敬吾・石原美子(編纂)・1949年(昭和24年))

『日本伝説名彙』は、柳田國男の指導のもとに日本放送協会が昭和二十四年に編んだ伝説の名彙である。全国の伝説を、その拠り所となる木・石・岩・橋・清水・淵・塚・坂・屋敷・地蔵などの地物の名ごとに集め、伝わる県郡村名を付して、郡誌・市町村誌や伝説集、民間伝承誌などの出典を括弧で示す。冒頭に柳田の「傳説のこと」を置き、木・石岩・水・塚・坂峠・祠堂の部に分けて、巻末に資料の解説と種類別索引を付す。

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