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主人の納棺の刻に死んだ子猫

所在地島根県益田市
年代現代
登場三好マサコ、登場人物(夫が死去した近所の住人)
出典現代民話考 10 狼・山犬、猫

どんな伝承か

島根県益田市の話。近所に住む三好マサコさんの主人が、五〇年四月に亡くなった時のことだ。遺体がいよいよ涙とともに棺に納められた時、偶然にも、主人が可愛がっていた小猫が車にはねられて即死した。小猫は主人と同じ足を傷めていたという。皆は、小猫が主人の後を追ったに違いないと、新たな涙を誘われたということである。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 10 狼・山犬、猫(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 10 狼・山犬、猫』は、松谷みよ子が日本民話の会の『民話の手帖』での呼びかけやアンケート、聞き書きで全国から集めた話を編んだ現代民話の資料集である。明治以降を目安に、狼への畏れと信仰、送り狼や千匹狼、化け猫や猫の踊り、戦中の猫の供出、水洗トイレを使う猫までを収める。序文と各章の前文に続いて「狼・山犬」「猫」の二章を主題別の節に分け、各話例の後に類話の採集地・話者・出典を「分布」として並べる。

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