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ガラン沢の一本橋の先で死んでいた子

所在地群馬県吾妻郡中之条町大字入山小倉(ガラン沢)
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典現代民話考 11 狸・むじな

どんな伝承か

昭和の初めごろ、六合村小倉の六歳の子がある日いなくなった。村じゅうの消防団が探すと、小倉の奥の熊倉のさらに奥の沢で、顔の片側を水につけて死んでいた。そこへ行くには、小倉の上の原からガラン沢に架かる細い一本橋を渡るしかない。原の水たまりに子どもの下駄の跡が残っていたので、一本橋を渡ったのだろうということになった。しかし後になって、狐かむじなの仕業ではないかと噂されたという。

原典より

手平の短歌の先生とこへ行ったとき遅なってしもうてのう、先生に送ってもろうたんやが、あっこらさぶしいとこでのう、ドブのはたにお地蔵さんがあったんえ、そのお地蔵さんの一寸向うにうどんて書いた赤いちょうちんがつっちゃあって、そ…—— 現代民話考 11 狸・むじな(松谷みよ子・現代民話考・1995年(平成7年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 11 狸・むじな(松谷みよ子・現代民話考・1995年(平成7年))

『現代民話考 11 狸・むじな』は、松谷みよ子が一九九五年(平成七年)に編んだ現代民話の資料集である。明治から現代までに各地で語られた狸・むじなの話を、聞き書き、読者の回答、郷土誌や民話集、新聞記事から集める。狸火、腹つづみ、音まね、いたずら、化かし、たたり、人助け、戦争にいった狸、今の暮しなど十二の部に分け、話例ごとに本文と類話の「分布」を添え、巻頭に序文と前文、巻末にあとがきを置く。

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