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狸のお産をとり上げた医者

所在地愛媛県上浮穴郡久万高原町
年代現代
登場話者
出典現代民話考 11 狸・むじな

どんな伝承か

愛媛県上浮穴郡久万町(現・久万高原町)の話。ある家で狸のお産があり、産婦人科の医者のもとへ来てくれるよう頼みに来た。医者は相手が狸の家だとは知らずに出向き、難産だったが無事に取り上げてやった。医者が帰るとき、たくさんの謝礼金をもらったが、翌朝見ると、それはみな木の葉に変わっていた。それでもその医者はやがて評判が広まり、立派な医者になったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 11 狸・むじな(松谷みよ子・現代民話考・1995年(平成7年))

『現代民話考 11 狸・むじな』は、松谷みよ子が一九九五年(平成七年)に編んだ現代民話の資料集である。明治から現代までに各地で語られた狸・むじなの話を、聞き書き、読者の回答、郷土誌や民話集、新聞記事から集める。狸火、腹つづみ、音まね、いたずら、化かし、たたり、人助け、戦争にいった狸、今の暮しなど十二の部に分け、話例ごとに本文と類話の「分布」を添え、巻頭に序文と前文、巻末にあとがきを置く。

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