旅人を励ました豊受社の大樅
どんな伝承か
中挾区の豊受社の境内に、樹齢六百年を超えるもみの大木があった。天に届くかと思うほど高く、晴れた日には碓氷峠を越えた所からもその姿が望め、道行く旅人を元気づけたという。第二次世界大戦の後に枯れてしまい、今は根元だけが残されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
長野県史 民俗編 第1巻 3 (東信地方 ことばと伝承)(長野県史)
『長野県史 民俗編 第1巻(三)東信地方 ことばと伝承』は、長野県史の民俗編のうち東信地方の伝説と世間話を抜き出したものである。植物・石・水・塚・坂と峠・山・城と屋敷・田と原・地蔵や観音・社寺・地名・禁忌などの伝えを、条ごとに採集地を添えて収める。双子池や白駒の池の主、望月の駒、甲賀三郎、ごまを作らない村々の禁忌、京の岩・宮下・菱野村の七不思議など、佐久・小県の土地の伝えが並ぶ。