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牛と馬で決めた金熊村の村境

所在地長野県大町市八坂
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典八坂村誌 民俗編・民俗編資料

どんな伝承か

昔、金熊村と大町村の境を決めるとき、金熊村の庄屋は牛に、大町村の庄屋は馬に乗って出発し、途中で出会った所を村境とする取り決めをした。当日、金熊村の庄屋は牛は歩みが遅いからと一番鶏が鳴くのを合図に支度を始め、夜の明けきらないうちに牛で出立し、四辻の原を越え沓掛の峰を過ぎて下り坂にかかったが、大町の役人にはなかなか出会わなかった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

八坂村誌 民俗編・民俗編資料

『八坂村誌 民俗編・民俗編資料』の口頭伝承の節から、伝説と昔話を抜き出したものである。長野県大町市八坂(旧北安曇郡八坂村)の大姥山と鷹狩山の山姥・金時の伝え、池の主と大蛇、城跡と長者屋敷、狐・狸・むじな・山犬・天狗・河童の話、社寺の由来、雨乞いの伝えなどを、集落ごとの聞き書きで収める。犀川の谷あいの山村に残る、山と獣と水にまつわる話が中心である。

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