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湯殿に幽霊が出る五島の皿屋敷

所在地長崎県五島市
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典日本伝説名彙2

どんな伝承か

ある奉公人が皿を割ったために湯殿で首をはねられた。その亡霊が毎晩現れては皿を数え、九つ、十と数えると泣き出すという。その屋敷を買った家で湯殿を造ると、幽霊が出る。今の五島支庁の隣にある屋敷がそれで、人々はこれを皿屋敷と呼んでいる。

原典より

昔、お瀧といふ女、主家の秘蔵の皿十枚の中一枚を誤つて破損し、疑ひにより紛失の罪を着て、主人に折檻され逃れて附近の瀧に身を投じた。—— 日本伝説名彙2 より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説名彙2

柳田國男監修『日本伝説名彙』の後半にあたる部分で、全国の伝説を地物の種類ごとに分けて集めた名彙である。塚の部(糠塚・七人塚・首塚・十三塚など)、坂・峠・山の部、谷・洞の部、屋敷・城趾の部(長者屋敷・朝日長者・白米城など)、祠堂の部(地蔵・薬師・観音・天神・八幡・稲荷・宮など)の各題の下に、府県・郡・村の所在地を頭に置いて各地の伝えを短く並べ、多くの条に出典の郡誌・伝説集の名を添える。

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