ひめゆりの塔でテレビに写った動く幽霊
どんな伝承か
かつての激戦地沖縄南部には、ひめゆりの塔や健児の塔をはじめ多くの慰霊塔が建ち、花と線香が絶えない。ひめゆりの塔で撮った写真に幽霊が写るという話を聞いていた著者は、テレビの撮影班とともに塔に参り、花を供えて冥福を祈った。乙女たちが亡くなった洞窟を前に異様な気配と小さなラップ音を感じ、ポラロイドで撮影すると、地面や塔、木の影に多くの顔やどくろのようなものが写った。さらに肩越しに石碑を撮っていたテレビカメラには、画面中央のやや左に動く幽霊がはっきり映っていた。これは肉眼にもポラロイドにも見えなかった。動く幽霊が映った例は世界でも稀で、日本では初めてだったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・2000年(平成12年))
『心霊大全――20世紀の超自然現象世界』は、中岡俊哉が二〇〇〇年(平成十二年)に著し、ミリオン出版から刊行した超常現象の総覧である。日本各地と世界各国の怪奇現象・伝説・心霊の地を県別・国別に紹介し、心霊写真・自動書記・憑依などの心霊現象、臨死体験と輪廻転生、透視・念力などの超能力、手かざしの治療を解説する。全六章から成り、巻末に著者インタビュー、著書・ビデオ作品一覧、あとがき、著者略歴を付す。