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靖坊ちゃんの社会的孤立と差別

所在地千葉県館山市
登場千代、英男、源兵、奥さま・自殺、本間家当主、下男・語り手
出典恐怖の事実と悪霊を除く法-本間家の話

どんな伝承か

昭和二十四年、本間家の英男の長男・靖坊ちゃんは、もともと神経質な性格で、周囲から呪われた家の者と見られることをひどく気にしていた。学校では誰も気味悪がって友達になってくれず、離れた町で作った釣り仲間も、本間家の者と知ると必ず遠ざかった。同じころ千代奥さまは全身の激痛に苦しみ、源兵に死なせてくれと哀願するほどであったが、やがて昭和二十六年三月、痛みに耐えかねて部屋で首を吊り、自ら命を絶ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

恐怖の事実と悪霊を除く法-本間家の話(中岡俊哉・昭和30~40年代(推定))

本書は千葉県館山市の本間家を舞台にした実例的怪談である。明治時代に栄えた網元・本間家は、大正~昭和初期に長女ふでが神かくしで失踪したことを皮切りに、呪いに見舞われる。昭和19年から本格化した悪霊の祟りにより、家族は原因不明の奇病、憑依、夢遊病、発狂、自殺・他殺による死亡が連続する。行者の指摘により、床下に隠された血で描かれた100年以上前の自画像が呪いの根源であることが判明するも、お祓いは手遅れ。

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