鎮魂の実践
どんな伝承か
萎縮した魂は言葉だけの教えでは救えず、魂の振動を促す霊的作用が必要だと鶴田照子は説く。それが霊能者の発する「霊気の波動(念波)」であり、鎮魂とはその霊的助力で魂がかつての活力を取り戻すことだという。鎮魂は精神の完全統一を目標とし、座禅や冥想に似るが、霊能者が介在する点が大きく異なる。一般の人を対象に、分かりやすい体験を積み重ねて誰でも自然に統一状態に入れるよう指導する。論理の教えではなく、参加者自身の内面的体験と霊能者の波動の積み重ねで魂を解きほぐす作業であり、座法から呼吸法・集中法・統一法へと段階を踏むと述べる。
原典より
鎮魂は精神の完全統一を目標として、その状態に至るための過程で、魂に活力を呼び起こし、その機能を回復させるための実践なのです。—— 日本の霊能者(前田博(編)・日本の霊能者) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の霊能者(前田博(編)・日本の霊能者)
『日本の霊能者』は、前田博が編んだ霊能者たちの寄稿集である。広瀬謙次郎の霊夢による予言、慈雲の神々の集会、佐藤妙栄の因縁解脱、松原照子の大予言、永田光麗の十言神呪、久遠あやの神々の警告、宮下文智の神霊治療、鶴田照子の鎮魂など、霊能者たちが自らの霊的体験や修行、予言を語った文章を収める。各寄稿の後に編者による人物紹介を付し、その間に編者の随想「霊能者のひとりごと」と、田口日勝へのインタヴューを挟む。