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重兵衛さんの一家とにんにく

所在地高知県高知市小津町
年代明治十四年(1881)以降(寺田四歳の冬〜少年期)
登場重兵衛さん、仲持商、その細君、寺田寅彦
出典怪異考 - 化物の進化
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どんな伝承か

明治十四年に父が熊本へ転任し、母・祖母らと郷里高知に帰った寺田の少年期の回想。門脇の長屋に住む仲持商の重兵衛さんが裸で晩酌しながら生にんにくをかじり子供に化物話を語る。にんにくが自家ではいけないのに重兵衛家では差支えない階級差の象徴。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

怪異考 - 化物の進化(寺田寅彦・大正9年(1920)〜昭和12年(1937)発表の随筆を収録。中公文庫『怪異考/化物の進化 寺田寅彦随筆選集』)

物理学者・寺田寅彦が大正9年〜昭和12年に発表した随筆を集めた一冊。表題作「怪異考」では郷里高知の怪音「孕のジャン」を地鳴り(小規模地震)、馬を殺す魔物「頽馬・ギバ」を空中放電(セントエルモの火)と推定するなど、各地の怪異を一次資料(『民俗怪異篇』『伽婢子』等)に基づき現代科学の語彙へ翻訳する。

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