沖家室島(3)
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どんな伝承か
沖家室島では、海で溺死した者の遺体のことを「流れ観音」と呼ぶ。ある漁夫が流れ観音を拾い、同情して丁寧に埋葬したところ、激しい熱病に襲われた。シホー師(呪い師)の診察によると、感謝の思いで漁夫に取り憑いたのだという。このため、漂流死体は粗末に扱うべきだとされている。ただし放置すると、亡霊となって海上をさまよい続けるという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 ― 偽汽車(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和〜平成)
松谷みよ子『現代民話考 ― 偽汽車』を小話単位で全525話収録。汽車・船・自動車などの乗り物にまつわる現代の民話・怪談を全国から採集。狐狸が汽車に化ける偽汽車、船幽霊、タクシーに乗る幽霊などを地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明496話・市区町村判明359話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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周防大島町の伝承
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