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寺の廊下に鳴った御堂の戸

所在地北海道滝川市
年代現代
登場叔母、菊池隆子
出典現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話
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どんな伝承か

終戦前のことである。語り手の叔母の義理の姪は、夫がシベリアに抑留されている間、三か月ほど寺に滞在していた。ある夜、隣の部屋に人の気配がしたかと思うと、そのまま御堂へ通じる廊下のガラス戸が開く音がはっきり聞こえた。気味が悪くなって叔母を起こし、二人で見に行ったが、玄関の戸などはすべて閉まっており、変わったことは何もなかった。それから三十分ほど後に、叔母のおばが亡くなったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)

松谷みよ子『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』を小話単位で全699話収録。死の知らせ・予兆、あの世(地獄・極楽)へ行った話、死者からのサイン、生まれかわりなど、生死とあの世にまつわる現代の民話を全国から採集し地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明606話・市区町村判明489話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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