由良港(2)
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どんな伝承か
昭和19年春、和歌山県日高郡の由良港で海軍日用雑貨倉庫の長をしていた男が、休暇で訪ねてきた兄に汁粉をふるまった。食料品倉庫長と物々交換で入手した砂糖を惜しみなく使い、大量に鍋に入れて作ったところ、兄は砂糖をそれほど加えても汁粉の甘さは変わらないと無駄を諌めた。戦時下で物資が貴重だった時代背景が伝わるエピソード。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 ― 軍隊(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)
松谷みよ子『現代民話考 ― 軍隊』を小話単位で全712話収録。徴兵・新兵・上官・戦地・戦争の残虐・敗戦・収容所・軍隊の怪談など、軍隊と戦争にまつわる兵士たちの現代民話を全国(一部は戦地・海外)から採集し話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明189話・市区町村判明76話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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由良町の伝承
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