明治の頃の話
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どんな伝承か
明治時代、乃木希典将軍が香川県多度郡の善通寺で第十一師団長を務めていた当時、金蔵寺に住んでいた。秋の夕暮れ時に、夫人が子どもの学校の件で急遽東京から訪ねてきたが、将軍は夫からの許可なく来た者には用がないとして、周囲の制止を押し切って帰すよう告げた。失意のまま東京へ戻る夫人が、別れを惜しんで泣きながら寄りかかったという松の木は、後に「乃木夫人見返りの松」と呼ばれ長く伝承されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 ― 軍隊(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)
松谷みよ子『現代民話考 ― 軍隊』を小話単位で全712話収録。徴兵・新兵・上官・戦地・戦争の残虐・敗戦・収容所・軍隊の怪談など、軍隊と戦争にまつわる兵士たちの現代民話を全国(一部は戦地・海外)から採集し話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明189話・市区町村判明76話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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善通寺市の伝承
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