沖縄上空
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どんな伝承か
沖縄上空。私は「輝部隊」と呼ばれる電撃部隊にいた。大分の宇佐基地へ転進、そこには桜花隊という一式陸上攻撃機の胴体につけた一人乗りの木造機に搭乗して敵艦に体当りする決死隊がいた。昭和二十年五月四日、私達は鹿児島県の鹿屋基地を出撃した。七人一組で私達のは甲斐機である。沖縄本島に近づくと石渡上等飛行兵曹は私たちの機が抱いた木製の子飛行機「桜花」へ乗りうつるらしく操縦席の後へ来て「では、よろしくお願いします。お世話になりました。行って来ます」と挨拶した。再確認の打合わせをし石渡兵曹は軽くうなずいて了解の合図をすると、もう一度「では行きます」と右手をあげた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 ― 軍隊(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)
松谷みよ子『現代民話考 ― 軍隊』を小話単位で全712話収録。徴兵・新兵・上官・戦地・戦争の残虐・敗戦・収容所・軍隊の怪談など、軍隊と戦争にまつわる兵士たちの現代民話を全国(一部は戦地・海外)から採集し話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明189話・市区町村判明76話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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鹿屋市の伝承
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