二人の母の間に写った亡夫
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どんな伝承か
青森県上北郡三沢村の石場寅次郎の母と、同じく八戸町の石場鑑吉の母とが、写真師を招いて相並んで撮影してもらったところ、不思議なことに二人の間に人影が現れた。何者かと熟視すれば、数年前にコレラで亡くなった寅次郎の母の夫であった。一同は写真を眺めて、ただひたすらに怪しんだという。東北新聞が伝えた話である。井上円了はこれについて、写真師が一度写したガラス板をよく確かめずに再び写し取ると、前の像が残ることがあると聞いており、もとより偶然の出来事であって不思議ではないと述べている。
原典より
青森縣上北郡三澤村石場寅次郎の母……、同……八戸町石場鑑吉の母とは、寫眞師を招き相並びて撮影せしに、不思議なるかな二人の間に……と現はれたる……があり、何者にやと熟視すれば、是ぞ數年前コレラにて……せし寅次郎の母の夫なる…—— 幽霊は語る(梶天真・幽霊研究・大正〜昭和(戦前)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
幽霊は語る(梶天真・幽霊研究・大正〜昭和(戦前))
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三沢市の伝承
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