嫁に行った人の生き返り
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どんな伝承か
群馬県渋川市行幸田の話。嫁に行った人が具合が悪くなり、実家に帰って亡くなった。葬式の準備をしているとき、仏さまが咳をして生き返った。この人はその後三人の子どもを生んだ。生き返った人は「きれいな所に行ってきた。来い来いと呼ばれたが向うまでは行けなかった」と言ったという。中村の人でも、四、五日大病で生死の間をさまよった人が「小川があって向う岸へ行こうと思うが、後から来い来いといわれて、どうしても向うへ行けなかった。死ぬ事は苦痛ではない」と語っている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
渋川市誌 民俗編(市史編纂シリーズ・1980年代-1990年代推定)
本書は群馬県渋川市の民俗編として、地域に根ざした信仰体系と死生観を記録した資料である。民間信仰と俗信を既成宗教以前の下部構造と位置付けた上で、死の前兆(人魂現象、予知)、生死の境での異世界体験、死後の蘇生・生き返り、転生輪廻などの多様な事例を収集している。特に行幸田地区では生き返り事例が集中し、地域固有の信仰と関連する可能性が高い。
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渋川市の伝承
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