棺の中で蘇った松村征一の葬式体験
どんな伝承か
1981年11月18日、大阪市の会社員・松村征一さん(仮名)が入院中の病院で息を引き取った。ところが死後十二時間ほどして蘇生する。本人によれば、意識が肉体を離れ、医師や看護婦、両親や妹に囲まれた自分の亡骸を見下ろし、家族の悲しみや通夜・納棺の様子を最後まで見届けていたという。声をかけても誰にも届かず、棺に納められる寸前、北海道から駆けつけた祖父が「征一!」と呼ぶ声を耳にした瞬間、棺の中で息を吹き返した。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・2000年(平成12年))
『心霊大全――20世紀の超自然現象世界』は、中岡俊哉が二〇〇〇年(平成十二年)に著し、ミリオン出版から刊行した超常現象の総覧である。日本各地と世界各国の怪奇現象・伝説・心霊の地を県別・国別に紹介し、心霊写真・自動書記・憑依などの心霊現象、臨死体験と輪廻転生、透視・念力などの超能力、手かざしの治療を解説する。全六章から成り、巻末に著者インタビュー、著書・ビデオ作品一覧、あとがき、著者略歴を付す。