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不動像盗難の縁起(余話)

所在地高知県土佐市戸波
年代大正九年八月
登場著者田中貢太郎、大町桂月、山内監物、県会議員、正徳年間に脇立仏を盗んだとされる人物(縁起銘文に記載)
出典日本の怪談(二)
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どんな伝承か

著者が大町桂月翁とともに土佐戸波を訪れ、薬師堂を実見した折のこと。祠に伝わる榧の脇立には、正徳の頃、山内監物という者がこの不動の脇立を盗み出したところ、村に不思議な出来事が起こったため迎え返し、薬師とともに修復し祀ったという由緒が記されていた。折しも近頃また像が何者かに盗まれてしまったといい、村人は像が戻るようにと桂月翁に和歌を所望し、翁は「いにしえもかかるためしはあると聞く ふたたび返せ沖つ白波」の一首を村人に書き贈った。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本の怪談(二)(田中貢太郎・日本の怪談シリーズ・明治末~大正期(推定))

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