蓮池城の怨霊と渡守の奇遇
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どんな伝承か
渡守の常七がある静かな晩、仁淀川の渡船小屋で草鞋を作っていると、対岸から「渡船」と呼ぶ声がした。舟を出して迎えに行くと、姿は見えぬのに数人が乗り移る気配がして舟が重くなった。声は「これは蓮池左京殿である。不義奸佞の者どもに思い知らせんと大高坂へ越すところだ、その方には咎めはない」と告げ、舟はいつの間にか東の岸に着いていた。親実ら八人の死後、その墓所には怪火が飛び、当たった者は死ぬなどの怪異が続き、八人御先の怨霊の噂が大高坂を中心に高まったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の怪談(田中貢太郎・河出文庫・明治~大正時代(編纂・出版は20世紀前半推定))
宝蔵の短刀=怨霊と祟り(日本の怪談)/幽霊の自筆・船頭の霊/義人の姿と因果応報/土佐・各地の怪異/田中貢太郎の怪談
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土佐市の伝承
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