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妖僧の予言と主家の改易

所在地静岡県浜松市
年代慶長17〜18年
登場吉見太郎左衛門、大久保忠隣、入留満、逃げた妖僧、太郎左衛門の主人、妖僧(切支丹)
出典日本の怪談(二)

どんな伝承か

大久保忠隣の家臣吉見太郎左衛門は、京の九条で捕らえかけた切支丹の妖僧・入留満に取り逃がされた。妖僧は消える間際、「明日になれば大久保忠隣も伊賀守も、その方も地獄の苦しみを受けねばならぬ」と予言していた。太郎左衛門はこの一件で不首尾となり、生国の遠州浜松在に隠遁するが、翌年正月に主家大久保家は改易となり、予言はまさに的中した。太郎左衛門はこの言葉を思い出すたび厭な気持ちになったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本の怪談(二)(田中貢太郎・日本の怪談シリーズ)

『日本の怪談(二)』は、田中貢太郎が著した怪談・奇談の短編集である。著者の郷里である土佐の高岡郡や長岡郡の山村の話を多く含み、越中の放生津や立山、利根川の河口、館林の城下、江戸の碑文谷などを舞台に、蟹や蛇の怪、鮭の祟り、山姑、亡者宿、切支丹の処刑にまつわる怪異を物語の形で書く。「蟹の怪」から「鶏物語」まで二十八篇を収め、友人から聞いた話として語る篇もある。

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予言的中妖僧切支丹遠州

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