トップ青森県の伝承七戸町

八幡女と名乗る見町のアリマサ婆

所在地青森県上北郡七戸町字見町
年代大正期(婆は86歳)
登場霊媒の老婆、中村古峽、占者
出典變態心理と犯罪
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どんな伝承か

七戸の町から一里半ほど南の見町に、この地方でもっとも名高いアリマサと呼ばれる老婆が住んでいた。アリマサとは占者の意らしい。見町は七戸町の一部だが、実際は一農村にすぎない。婆の守本尊は、見町から三里西に聳える八幡岳の頂上に祀られた嶽八幡で、自ら「吾こそは八幡女だ」と名乗っていた。三十三の歳から八十余歳の今日まで五十幾年のあいだ、さまざまな不思議を現し、日清戦争も日露戦役も、明治三十三年の七戸町の大火も予言したという。土地の人々は不思議な婆さんとして敬うだけで、婆は幾人の病人を癒しても一厘の謝儀も受けなかった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

變態心理と犯罪(中村古峽・大正10年代~昭和初期(推定1920年代))

二重人格の諸事例(變態心理と犯罪)/アンセル・ボーン/フェリダの交替人格/変態心理と犯罪/催眠と記憶障害/憑依とされた病理の科学的説明

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