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数日にわたる実験で

所在地熊本県熊本市
年代明治43年4月10〜12日
登場御船千鶴子、福来友吉博士、今村博士
出典千里眼獨習
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どんな伝承か

明治四十三年四月、福来友吉博士は京都大学の今村博士とともに熊本へ赴き、御船千鶴子の透視を実験した。錫の箔片は失敗したが、茶壺に入れた名刺は五分後に「大島忠九郎」と的中。翌日は熊本で買った錫の瓶、鉄瓶に名刺を入れて試すと「串山寛治」と七分余りで当てた。十二日、別荘で今村博士が番頭の名刺を二重箱に仕込むと、千鶴子は「あなた方は私をおだましなさいましたね、この中には一昨日の箱が入っています」と見破った。名刺の代わりに勝手に入れた銭入れの中身も「十銭が三個、二銭が一個…」と言い当てた。九月には東京神田の関根屋でも、鉛の瓶に封じた「心神通」の文字を透視して見せた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

千里眼獨習(神秘術研究會・明治後期(1900年代))

本書『千里眼獨習』は神秘術研究會による千里眼の理論と実践に関する専門書である。フランス・スウェーデン・アメリカの古典的事例から、明治期の日本における御船千鶴子や岡崎の姉妹による実験事例まで、多数の透視現象を記録。千里眼は催眠術と深呼吸による精神統一から生じる心的作用であり、人間に備わる悟性と覺性の向上により、肉眼に頼らない心眼による遠隔透視が可能になると主張する。

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