カモシカは激増している
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どんな伝承か
昭和三十年代ごろ、カモシカは山中に入ってもまず見かけることのない「幻の動物」だといわれていた。カモシカは昭和九年に天然記念物、昭和三十年には特別天然記念物に指定されたが、近年は生息数が増加し、平成二十四年八月には岐阜県飛騨市神岡町の市街地の駐車場でも目撃されるほどになったという。かつて数が減っていたのは密猟のためで、群馬県谷川岳南麓を猟場にしていた石倉篤太郎さんによれば、カモシカは肉が高く売れ、人に知れずに処分できたためクマ猟より金銭的に有利だったという。売り先は現みなかみ町藤原の宝川温泉と、新潟県南魚沼市六日町の業者で、業者は「捨て値」を意味する「ステバ」と呼ばれていたと語られている。
原典より
シカだらけの国道罠にかかったイノシシ人なつこいことも、あるらしいあのとき山中には何がいたか第9章 氷室と風穴を訪ねて「氷の朔日」土佐国・手箱山の「雪屋」周辺より著しく寒い土地がある—— 村の奇譚 ― 里の遺風(筒井功・民俗・地誌・現代) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
村の奇譚 ― 里の遺風(筒井功・民俗・地誌・現代)
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