藤原
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どんな伝承か
利根郡水上町藤原の話。夫が日中戦争へ出て行ったが、その死を夢の中で知った。夢を見たあと、大きな綺麗な蛾が三つ来て、夜は子供の頭の上を上になり下になり飛んだ。当時はランプで、ランプを下げて針仕事をしていると、上へ下へと飛んでいる。寝て朝起きて見ると、部屋の真ん中の柱に、同じくらい間を空けて三つきちんと止まっている。夜になるとまた子供の頭の上へ来て飛ぶ。そして公報が来てから七日ほどして、というところで原典テキストは途切れている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)
松谷みよ子『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』を小話単位で全699話収録。死の知らせ・予兆、あの世(地獄・極楽)へ行った話、死者からのサイン、生まれかわりなど、生死とあの世にまつわる現代の民話を全国から採集し地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明606話・市区町村判明489話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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みなかみ町の伝承
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