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御上神社の神が白猿で現れた話

所在地滋賀県野洲市三上(御上神社)
登場—
出典村の奇譚 ― 里の遺風

どんな伝承か

滋賀県野洲市三上の御上神社は、『延喜式』神名帳に名神大社として載る古社で、背後の三上山(近江富士)を神体としている。その麓の大岩山からは銅鐸が二十四個出土した。九世紀初めに成ったとされる仏教説話集『日本霊異記』の下巻には、この社の神が白い猿の姿で現れた話が見える。古代にはここでも、サルを神の使いとして崇める信仰があったのだろうと著者は述べている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

村の奇譚 ― 里の遺風(筒井功・民俗・地誌・2018年(平成30年))

『村の奇譚 ― 里の遺風』は、民俗研究者の筒井功が平成三十年に著した民俗探訪記である。修験の里の石室、石風呂と焼き石湯、山中の贋金づくり、箕作りの集団や天幕部落、岩窟に暮らした非定住民、猿と猟師、氷室と風穴、産屋、墓制、安倍晴明の墓、狐憑きと犬神など、各地の村に残る習俗と伝承を、聞き取りと文献の両面からたどる。全十三章で、昭和三十年前後の高知市での見聞から説き起こし、「おわりに」では別の出版社で刊行が見送られた経緯を記す。

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白猿神の使い日本霊異記三上山

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