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冬の甲斐駒ヶ岳

所在地山梨県北杜市(甲斐駒ヶ岳)
年代昭和(戦後)
登場西丸震哉
出典山とお化けと自然界

どんな伝承か

戦後三年目の冬に甲斐駒ヶ岳登山を計画した著者は、当時月給二千円足らずという経済状況の中で、タカハシ製の手作り山靴を購入した。その靴の価格は四千数百円と高額で、二か月間断食しても支払い終わらないほどの負担だったという経済的な苦しさと、登山への執念を物語るエピソード。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

山とお化けと自然界(西丸震哉・山岳・怪異エッセイ・1990年(平成2年))

『山とお化けと自然界』は、西丸震哉が旧著三冊を編み直し、一九九〇年に文庫版あとがきを付けた随筆集である。山や湿原の探検、チョウや小動物とのつき合い、酒の話とともに、横尾谷の岩小屋で出会った幽霊、木曾御岳の人魂、亡兄との交信、テレパシー、呪い殺しの実験、雨やみの術など、著者自身の体験した怪異をつづる。生き物・酒・山・兄との交信の四部からなり、あとがきに『未知への足入れ』『山だ原始人だ幽霊だ』『山の動物誌』を元にしたと記す。

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