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高槻藪家・大津屋の降札

所在地大阪府高槻市
年代慶応3年11月19日・27日
登場中西藤原太夫、藪家、降ったお祓を出した伊勢御師
出典ええじゃないか

どんな伝承か

高槻の「ええじゃないか」は大坂市中よりも遅れ、十一月になって降下がはじまった。十九日には藪家に伊勢御師中西藤原太夫の太神宮剣先お祓が降り、二十七日には大津屋に降った。大津屋はその嬉しさのあまり町内へ手拭を一筋ずつ配り、それをもらった家々は祝儀を持参して祝宴に加わったという。個人の家への降札が、町内一統に近いかたちで祝われていたことがうかがえる。

原典より

高槻では大坂の市中よりも遅れ、十一月になって大黒天や蛭子などが降下して踊りがあり、藪家では十九日に、この地方担当の伊勢御師中西藤原太夫の太神宮剣先お祓が降り、…—— ええじゃないか(高木俊輔) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

ええじゃないか(高木俊輔)

『ええじゃないか』は、幕末維新期の民衆運動を研究してきた高木俊輔が、慶応三年から翌年にかけて広がった「お札降り」と「ええじゃないか」の乱舞を各地の史料からたどった歴史書である。三河吉田での初出から東海道、甲斐、江戸、信濃、伊勢、京都、大坂、中国、淡路、四国まで、日記や記録に残る降札と踊りを国ごとに述べる。概観と東国・西国の四章に続く終章で降札の作為者やおかげ参り、世直しとの関わりを論じ、参考文献を付す。

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