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藤澤との再会で秋田横手へ

所在地秋田県横手市
年代明治期・五月中旬
登場高橋宮二、藤澤、爲田文太郎、東北の金山王と称された鉱山主
出典修養と通力

どんな伝承か

著者は上野停車場の待合室で、三年前まで一つ釜の飯を食っていた友人の藤澤に呼び止められ、残る話は車中でと汽車に引き込まれた。日暮里、浦和と乗り継ぐうちに深更となり、懐中は無一物で宿の当てもなく、結局は藤澤の行き先である秋田県の横手町まで同行することになった。板谷峠では窓の外近くに残雪が見えた。浴衣一枚のまま十余時間かけて横手駅に降り立つと、洋服姿の紳士と並んで歩く姿を子供らが嘲り、横手町開拓以来の珍客であったろうと記す。旅宿には東北の金山王と謳われた鉱山主の爲田文太郎が待っていた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

修養と通力(高橋宮二(逐堂生)・大正2年(1913年)前後)

明治四十三年(1910年)から大正二年(1913年)にかけて、著者高橋宮二が体験した精神修養と霊能力(通力・千里眼)に関する記録。藤田靈齋の深呼吸修養法から始まり、日本アルプスでの深山幽谷修行を通じて、精神修養による霊能力の発現を理論化・実践化する過程を記述。御船千鶴子・長尾郁子といった著名な千里眼能力者の事例と、著者の配偶者による透視・念写能力の発現記録を中心に展開。

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