回りながら東へ進む銀白色の卵形
どんな伝承か
日本流星研究会の会誌に、昼間に見られた変わった光体の報告がある。一九五七年十一月二十七日の午前十時二十七分、和歌山県有田郡金屋町糸川で、清水富雄さん、清水千里さん、清水利雄さんの三人が、卵形をした銀白色の物体をひとつ見た。大きさは月の三分の二ほど。西から東へほぼ水平に、人工衛星並みの速さで進み、いちばん速いときには高速で回っているように見えた。空は曇りがちで、二十秒ほど見え、航跡は残らなかったという。
原典より
昭和三十年九月七日、岐阜市の丹羽正二郎君は、目の高さよりも二〇メートルくらい上空に、直径一〇センチくらいの大きさの、楕円型の赤色物体を目撃した。—— 日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。