青空を水平に進んだ銀白色の卵形
どんな伝承か
昭和三十三年四月三日午後三時ごろ、三重県上野市友生で、同市に住む東俊一ら三人が奇妙な物体を目撃した。物体は山の上に見え、銀白色で、大きさは十円硬貨か五十円硬貨ほど、卵型に近い形で輪郭はやや不明瞭であった。それは北の空をゆっくりと東から南へ向かって飛んで行き、なんの音も発しなかった。当日は雲一つない青空で、物体は水平に飛行したという。原典は卵型UFOの一例として挙げている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。